２０１４年開業のフランスのホテルが中国人お断りの方針を出したそうです。
理由は、お客様に静かで快適な空間を提供したいからだそうです。つまり中国人はうるさくてマナーの面もうんざりだと言う事を言っているのでしょう。

確かに中国の人口を考えれば大きなマーケットであることは間違いない事実で、そこのお客様を取り込むことは経営上重要な事だと思います。

しかし、経営者としては、多くの人が利用するそのホテルをどんなコンセプトと理念を持って営業して行くかは、経営をする上でもすごく大切な軸ではないかと思います。

目先の利益を考えれば大きなパイに手を出すのは当然な事かと思いますが、長に目で考えると、お客様はそのホテルに何を求めて来るのか、ホテルはお客様に何を提供できるのか、それを考えれば今回の様な方針は正しいことだと思います。そうすることで、かえってホテルの信頼を向上させて、リピーターのお客様が付いて、稼働率も安定し、経営も安定してくるんだと思います。経営者の軸がぶれていない適切な方針だと思います。

経営の理念、行動指針がしっかりしていることは会社そのものを強くして、守って行くことになると思います。当社の理念もしっかり浸透させる教育を徹底して、更なる顧客満足を追求して行きたいと思います。