サンニクス 小林です。
今年も松本工業高校から2名の生徒さんが3日間インターンシップでサンニクスへ職場体験に来ています。
昨年までは、サンニクスサービスセンター部門での仕事を体験して頂いていたいのですが今年は製造部門のラインで検査・梱包作業をしています。
こちらの製造ラインは先月立ち上げをしたばかりのセミノックダウン方式の生産ラインになります。
松本工業高校の2名の学生さんが担当している作業は、
- 製品のシリアルごとに本体・充電器等の仕分けを行う。
- ラベル貼
- 製品を箱に梱包する。
単調な仕事だと思います。
普段学校で受けている授業は50分ごとに10分休憩?次の50分は違う授業という感じだと思いますが、
2人の配置された製造部門では、2時間~2時間30分同じ仕事をして10分休憩という形になるのでとても疲れたと思います。
また初めての作業の上、同じ作業の繰り返しで大変だったと思います。
自分は製造担当ではありませんが、当然このような状況でも人為的ミスが起こらない方法を考える事が大切だと思いました。
フールプルーフ(人は必ずミスをする)を考えて作業や設計する事の大切さを改めて感じる事ができました。
自分であれば、システムの入力チェックや確認メッセージなどを行い人為的ミスによるシステムの誤動作を防ぎます。システム関連ではフールプルーフやフェールセーフなど良く言われます。
今回2人が担当した作業を見ていると、専用の梱包箱は各同梱物の型になっていてそこに製品をはめていく形になっていました。
そうする事で得られるメリットとしては、
- しっかりと製品が動かない状態で固定出来る。
- 梱包の向きや場所も必ず決まった位置に決まった向きで収まる。
- 空いたスペースがあれば入れ忘れがある事に気づく。
- 枠型の形で入れる物もわかる。
これなら誰がやってもほぼ同じ結果になると思います。
インターンシップの学生さんも色々学ぶ事もあると思いますが、社員も普段気づかないような事に気づく事が出来、有意義な時間が過ごせたと思います。
残り1日ですが頑張ってください。